AWS 基礎 03

完成構成を1枚の地図で読む

このコースで作るのは、公開APIを安全に動かす最小のAWS構成です。サービス名を覚える前に、通信・境界・運用の流れをつかみます。

TL;DR

  1. 入口は Route 53 → ALB → ECS
  2. データは private subnet のRDSへ
  3. 設定・秘密・ログを役割で分ける

01リクエストの一本道

利用者からDBまで、入口を一つに集約する。

Route 53からALB、ECS、RDSへ進む通信経路
外部公開の入口はALBに集約する。

教材の主経路は Route 53 → ALB → ECS Service → ECS Task → RDS。DNSは名前を行き先に変換し、ALBが受け、ECSのAPIが処理し、RDSが永続化する。

読み方: 各サービスを単体で暗記せず、「次にどこへ渡すか」で追う。

02表玄関とバックヤード

public/privateは、直接到達できる入口をどこに置くかの設計。

ALBはpublic subnet、ECSとRDSはprivate subnetにある構成
外部から入る入口と、内部から外へ出る出口を分ける。
場所置くもの役割
public subnetALB・NAT Gateway外部と接する入口・出口
private subnetECS・RDSインターネットから直接到達させない実行・保存層
重要: private subnet のECSも、イメージ取得や外部API呼び出しではNAT Gateway経由の外向き通信を使う。

03アプリの外に置く3種類の情報

コンテナに抱え込まず、情報の性質で保管先を分ける。

ECSとS3、Secrets Manager、CloudWatch Logsの関係
情報の種類ごとに、読む場所・守る場所・追う場所を分ける。
情報保管先目的
一般的な環境変数S3アプリ設定を渡す
シークレットな環境変数Secrets Manager秘密値を管理する
APIログCloudWatch Logs実行結果を収集・可視化する

結論

  1. 通信は Route 53 → ALB → ECS → RDS の順で追う。
  2. 公開入口はALB、ECSとRDSはprivate subnetに置く。
  3. 後続章は、この地図の部品を一つずつ作る作業である。