完成構成を1枚の地図で読む
このコースで作るのは、公開APIを安全に動かす最小のAWS構成です。サービス名を覚える前に、通信・境界・運用の流れをつかみます。
TL;DR
- 入口は Route 53 → ALB → ECS
- データは private subnet のRDSへ
- 設定・秘密・ログを役割で分ける
01リクエストの一本道
利用者からDBまで、入口を一つに集約する。

教材の主経路は Route 53 → ALB → ECS Service → ECS Task → RDS。DNSは名前を行き先に変換し、ALBが受け、ECSのAPIが処理し、RDSが永続化する。
読み方: 各サービスを単体で暗記せず、「次にどこへ渡すか」で追う。
02表玄関とバックヤード
public/privateは、直接到達できる入口をどこに置くかの設計。

| 場所 | 置くもの | 役割 |
|---|---|---|
| public subnet | ALB・NAT Gateway | 外部と接する入口・出口 |
| private subnet | ECS・RDS | インターネットから直接到達させない実行・保存層 |
重要: private subnet のECSも、イメージ取得や外部API呼び出しではNAT Gateway経由の外向き通信を使う。
03アプリの外に置く3種類の情報
コンテナに抱え込まず、情報の性質で保管先を分ける。

| 情報 | 保管先 | 目的 |
|---|---|---|
| 一般的な環境変数 | S3 | アプリ設定を渡す |
| シークレットな環境変数 | Secrets Manager | 秘密値を管理する |
| APIログ | CloudWatch Logs | 実行結果を収集・可視化する |
結論
- 通信は Route 53 → ALB → ECS → RDS の順で追う。
- 公開入口はALB、ECSとRDSはprivate subnetに置く。
- 後続章は、この地図の部品を一つずつ作る作業である。