DNS・ACM・HTTPS —
名前、所有証明、暗号化をつなぐ
カスタムドメインでHTTPS通信を始めるには、宛先を探すDNSと、ドメイン所有を証明するDNSを区別して理解します。
TL;DR
- DNSは名前を宛先へ解決する
- AliasはALBの変動するendpointに追従する
- ACMのCNAMEは証明と自動更新のため残す
01DNSは名前をたどって宛先を探す
DNSはドメイン名を宛先へ結び付けます。Route 53のhosted zoneが対象ドメインの権威を持ち、ALBのようにIPが変わるAWSサービスへはAliasを使って向けます。

02ACMはDNSで所有を検証する
ACMが提示するCNAMEは、HTTPの通信先を変える設定ではありません。「このドメインを管理している」ことをDNSで示す検証札です。証明書の自動更新にも必要なので削除せずに残します。

| DNS record | この構成での役割 |
|---|---|
| Route 53 Alias | 利用者のドメインをALB endpointへ向ける |
| ACM CNAME | 証明書の所有権検証と更新を支える |
03HTTPSの入口はALBで完成する
利用者はAlias経由でALBに到達し、ALBのHTTPS listenerがTLSを終端します。ALBなどリージョナルサービス用のACM証明書は、対象ALBと同じリージョンで発行します。

結論
- Aliasは利用者の名前解決をALBへつなぐ。
- ACM CNAMEは所有権検証と自動更新のため残す。
- ALB用証明書はALBと同じリージョンで発行する。